神奈川、2カ月半ぶり感染「ゼロ」 死者は1人

 神奈川県の各自治体は8日、新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数がゼロだったとそれぞれ公表した。県内で新規感染者数がゼロとなるのは3月23日以来、約2カ月半ぶり。横浜市については、これまで感染が判明していた患者1人の死亡を公表した。

 黒岩祐治知事は同日、取材に応じ、感染者数ゼロについて、「外出自粛や休業要請への協力のおかげだ」と述べ、「緊急事態宣言解除後に人の接触が増えていることから、まだ安心できない。今後を注視していく」と警鐘を鳴らした。

 同県は1月中旬に国内で初めて感染者が確認され、2月には国内で初めて感染者が死亡した。また、感染が拡大したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が横浜港に着岸。県や医療機関が対応に追われた。

 感染は横浜、川崎、相模原の3政令市のほか、厚木市や鎌倉市など各地に拡大。病院や高齢者施設などでクラスター(感染者集団)が数多く発生した。

 感染者数の累計は6月6日までに1390人を超えている。

 8日に横浜市が発表した死亡者は、県内に住む70代女性で、クラスターが発生していた元気会横浜病院(同市緑区)の入院患者。数年前から入院していたが、今年5月に同じ病棟で感染者が確認され、濃厚接触者として検査。女性も陽性が判明した。その後、市内の別の病院で闘病していたが、新型コロナウイルス感染症による肺炎で、6月6日に死亡した。

 同病院での感染者は、計13人(患者6人・職員7人)。死者は、この女性を含め2人となった。

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