ヒューリック杯棋聖戦 8日開幕 渡辺明棋聖「防衛戦でも守りに入らない」

 渡辺明棋聖(36)=棋王・王将=に藤井聡太七段(17)が挑戦する将棋のタイトル戦「第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」(産経新聞社主催)が8日、開幕する。渡辺棋聖は初の防衛戦で、藤井七段はタイトル挑戦の最年少記録となる17歳10カ月と20日で大舞台に上る。

 渡辺棋聖は昨年、初の棋聖を獲得し、3冠に返り咲いた。今年に入り、王将防衛、棋王8連覇を達成。順位戦A級を9戦全勝で制して初の名人挑戦を決めるなど、まさに絶好調だ。

 渡辺棋聖に意気込みを聞いた。

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 藤井さんは周知の通り、実績があり、タイトル戦はいつ出てきてもおかしくない棋士です。ついに(タイトル戦に)来たか、という感じ。

 4日の永瀬(拓矢二冠)さんとの挑戦者決定戦は後手番で、序盤では時間を使わされて苦労しているように見えました。ただ、そういう将棋を切り抜けてくるということは、さすがという印象を受けました。

 藤井さんとは1度、朝日杯で対戦しました。持ち時間が短かったとはいえ、完敗でした。でも、1年以上も前の将棋で、今、はやっている将棋もそのときとは違います。1年違うと、お互いの将棋も変わってきます。藤井さんとは持ち時間の長い将棋では初めてです。そういった意味でも最初は手探りの状態で(五番勝負に)入ることになると思います。

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