最年少タイトル挑戦! 藤井聡太七段は渡辺明棋聖に勝てるのか 夕刊フジ連載・青野照市九段がズバリ予想

 高校生棋士の藤井聡太七段(17)が8日開幕の「第91期ヒューリック杯棋聖戦」(産経新聞社主催)五番勝負への出場を決め、タイトル挑戦の最年少記録を更新する。“現役最強”とも評される渡辺明棋聖(36)=棋王・王将=に勝てるのか。夕刊フジで「勝負師たちの系譜」を連載する青野照市九段が読み解いた。

 「(タイトル)挑戦は意識せず、盤上に集中しようと対局に臨んだ。まだタイトル戦に挑戦するという実感が湧かないですけど、第一局をすぐにやるのでしっかり気持ちを入れ替えたいと思います」

 4日の決勝トーナメント挑戦者決定戦(決勝)後の記者会見でも落ち着き払っていた藤井七段。

 永瀬拓矢二冠(27)=叡王・王座=が序盤やや有利とみられていたが、「読んでいない手を指され、対応できなかった」と言わしめた。

 藤井七段について「これまで超えたことのない壁を意識していた感じもあったが、将棋そのものが落ちついていたし、大勝負にも慣れている感じがした」と語る。

 屋敷伸之九段(48)が持つタイトル挑戦の最年少記録を4日上回る17歳10カ月20日で、8日からの五番勝負に臨む藤井七段。渡辺棋聖とは2019年2月に朝日杯オープン戦決勝で対局し、勝利している。

 渡辺棋聖は「藤井七段はいつタイトルを取ってもおかしくない実力があると思う。今回は注目もされるだろうし、やりがいを感じている。自分にとっても新しい棋士人生が始まる。わくわく感がある」と余裕を見せる。

 勝負の行方は。青野九段は「形勢は五分五分。ただ朝日杯オープンで渡辺三冠は藤井七段に衝撃的な負かされ方をしている。持ち時間が4時間で1日制の棋聖戦は若手に有利となる傾向があり、何よりスター性も持つ藤井七段には注目だ」と占う。

 またも偉業を達成することになるのだろうか。

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