アサヒカメラ、カメラマン…カメラ雑誌が続いて休刊、動揺広がる「コロナで文化的損失」「紙媒体で読みたい」

 総合カメラ誌「アサヒカメラ」を発行する朝日新聞出版は1日、19日発売の7月号をもって同誌を休刊すると発表した。4月にはモーターマガジン社の「カメラマン」も休刊しており、カメラ雑誌が続いて書店から姿を消す事態にカメラ愛好家の間で動揺が広がっている。

 アサヒカメラは94年の歴史を誇る日本最古の総合カメラ誌。ネットユーザーの間では2017~18年頃、インターネットにおける写真の無断転載・盗用問題について扱った企画が話題を呼んだ。最近では、カメラ愛好家で、アイドルグループSnow Manに所属する向井康二の連載「巨匠と撮る白熱レッスン」が好評だった。

 アサヒカメラの編集部は休刊の理由について「コロナ禍による広告費の激減」が原因だと説明している。今後はカメラや写真の情報をニュースサイト「AERA dot.」で配信し、増刊やムックは引き続き刊行する。

 ツイッターでは1日から「新型コロナウイルスは写真文化も奪うのか」「文化的な喪失。コロナがどんどん日常を変えていく」などと惜しむ投稿が相次いだ。毎年2月頃に開催されるカメラの国内最大規模の見本市「CP+」が今年は中止になるなど、新型コロナウイルスはカメラ業界にも大きな影響を与えている。

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