トウモロコシ「甘々娘」、根強い人気 今年も長蛇の列 静岡・森町

 「朝採り」の新鮮なトウモロコシはいかが-。甘さが詰まった静岡県森町特産のトウモロコシ「甘々娘(かんかんむすめ)」の収穫が始まり、「遠州森鈴木農園」(森町谷中)の直売所では30日も午前6時の販売開始前から買い求める200人以上の行列ができた。間隔を空けて並んでもらうなど新型コロナウイルス対策を講じる中、毎年訪れるリピーターが多く、前夜から順番を確保する「徹夜組」もいるほどの人気ぶりだ。

 鈴木農園によると、糖度が18~20度という甘さが特徴の甘々娘の今年の出来ばえは小ぶりだが、甘みは十分。農園の鈴木弥(わたる)代表(44)は「昼と夜の寒暖差と、ここの土がトウモロコシ栽培に適しているのではないか」と解説する。

 この日、長蛇の列に向かって「並んでもモノ(トウモロコシ)があるか分かりません。ご了承ください」という案内が繰り返される。

 静岡市から初めて訪れ、午前5時40分ごろから列の最後尾付近に並ぶ40代の男性会社員は「ここまでの行列とは…。甘々娘だけに考えが“甘かった”。せめて一本でも」とこぼす。約3時間半待ってようやく甘々娘を購入。7本入りの袋を手に、安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 甘々娘は1袋(7本程度入り)1200円。7月末ごろまで直売所の営業は続く予定だ。

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