マイナビ女子オープンは最終第5局へ

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、緊急事態宣言が発令されていた影響で、タイトル戦、女流タイトル戦が延期されていた。こうした中、第13期マイナビ女子オープン五番勝負は行われ、第4局を終えて2勝2敗のタイ。最終局までもつれるのは初で、注目の第5局は6月3日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で行われる。

 今期は、西山朋佳女王(24)=女流王座・女流王将=に元女王の加藤桃子女流三段(25)が挑戦。西山女王が3連覇を目指せば、加藤女流三段は3期ぶり、通算5期の女王奪取に挑む。第7期から4期連続で女王の座に就いていた加藤女流三段にとっては、第11期で西山女王に初タイトルとなる女王を奪われた経緯がある。

 2人はともに東京所属の女流棋士で、遠距離移動が伴わないため、タイトル戦は実施された。五番勝負は、首都圏の1都3県や大阪府など7都府県に緊急事態宣言が発令された4月7日、神奈川県秦野市で開幕。当初、第2局は甲府市、第3局はさいたま市でそれぞれ行われる予定だった。しかし、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、いずれも対局場を東京の将棋会館に移して指された。

 第4局まで、いずれも先手番が制し、戦型も西山女王の振り飛車。最終第5局では改めて振り駒が行われるため、先後の行方が注目される。

 5月25日、緊急事態宣言が全面的に解除された。6月からは延期となっていた名人戦や叡王戦、女流王位戦のタイトル戦が始まる。(田中夕介)

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