札幌で新たな高齢者施設内感染か

 北海道と札幌市は23日、道内で新型コロナウイルスに感染した患者1人が死亡し、新たに8人の感染と1人の再陽性が確認されたと発表した。新たな感染者には、札幌市の救急病院の看護師や高齢者施設の入所者が含まれている。

 市保健所は「(新たな集団感染が起きる可能性を)憂慮している。なるべく早く必要な検査を実施し、感染拡大を防ぐ」と懸念を示している。

 札幌市によると、この日感染が判明した1人は同市東区の「勤医協中央病院」に勤務する看護師。市は、21日に感染確認を公表した女性が同病院の看護師であることも明らかにした。

 看護師2人について、市は同じ場所での勤務を確認したとし、院内感染と市中感染のいずれの可能性もあるとみて調査を進める。

 同病院では今月1日に入院患者1人が陽性と判明しており、同病院に関係する感染者は計3人となった。

 市の担当者は「2次救急を担っている要の病院。ほかの病院への影響が大きい」として、調査を急ぐ考えを示した。

 別の1人は、札幌市内の高齢者施設に入所する90代の女性。13日に発症し、18日に入院した後で感染が疑われ検査を実施した。女性が長期にわたって入所しているため、市は施設内で感染した疑いがあるとみて調査を進めている。

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