新型コロナ 飲食店への休業要請が終了、1カ月半ぶりの通常営業に準備追われる

 政府の緊急事態宣言の解除を受け、23日午前0時、大阪府が飲食店に求めていた営業時間の制限が終了した。店では約1カ月半ぶりの通常営業に向けて、感染防止策を進めるが、以前のように客足が戻るかとの懸念も。喜びと不安が入り交じった心境で準備に追われた。(1面参照)

 4月から一時休業や時短営業を続けてきた大阪・難波の居酒屋「魚屋ひでぞう別館」はこの日、午後5時から午前0時までの通常営業を再開する。店長の内村充裕さん(37)は午前からすし用の米をたいたり煮物を作ったりと、仕込みに忙しそうな様子。鮮魚が店に届くと、「いいキンメダイが入った。おいしいものを提供したい」と笑顔をみせた。

 時短営業中には、新たに昼営業や商品の持ち帰りを行い、売り上げを確保してきた。「何かしなければという気持ちが強かった」と振り返る。店内では、消毒液の設置や座席数を減らし、客同士の間隔をあけるといった感染対策を講じる。「多くの方に来てほしいが、今は感染症の対策との両立を図りたい」

 この日からアルバイト従業員も出勤し、約1カ月半ぶりの再スタートとなる。

 すでに数日前から常連客らからの予約が入っており、「料理の味だけでなく、安心して食事ができるということも含めてお客さまの満足度を上げるように努力したい」と意気込んだ。

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