茨城県に1カ月ぶり“日常の足音” 営業再開に喜び、下妻市では授業再開

 新型コロナウイルスをめぐる緊急事態宣言が解除されたことを受け、茨城県独自の指針に基づき休業要請が緩和された18日、県内でも百貨店が通常に近い営業を再開したほか、午前中限定で授業を再開する学校が見られた。県内で少しずつ日常の足音が聞こえてきている。(永井大輔、谷島英里子)

 水戸市の京成百貨店は約1カ月ぶりに全館営業を再開した。「再開はうれしい」と語るのは小室忠男本店長。県内唯一の百貨店が、ゴールデンウイークや母の日といった繁忙期に休業を余儀なくされただけに喜びはひとしおだ。

 洋品雑貨の販売を担当する女性(25)も「外出自粛で人と話す機会がなかったので久々の営業で接客ができてうれしい。自粛でプレゼントができなかったとの声も聞いているので、お客さまに良い提案ができるよう努める」と話した。

 この日で県内では13日連続で新型コロナウイルスの新たな感染者は確認されておらず、順調に行けば6月の父の日、お中元商戦を迎えられそうだ。

 一方、緊急事態宣言の解除や、市内で感染が確認されていないことなどから茨城県下妻市では18日、市立の小学校9校と中学校3校でクラスの約半分の子供を登校させる分散登校を行った上で授業を再開した。

 同市長塚乙の市立下妻中(飯村晃校長)では、全児童540人の半分に当たる約270人が登校。教室前には消毒液が設置され、全員がマスクを着用し、換気のため窓を空けた教室内では間隔を空けて着席。検温カードの提出や教科の進め方のほか、1年生は自転車正しい乗り方を教わった。

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