三菱UFJが学生に2億円支援 「アルバイトに銀行業務をさせる?」SNSで誤解も

 三菱UFJフィナンシャル・グループは14日、新型コロナウイルス感染拡大の影響でアルバイトの収入がなくなった学生などを支援する活動に2億円を充てると発表した。ネットでは賛辞が贈られているが「学生に銀行の窓口業務を任せるのか」などと誤解も広がっている。

 同社は教育、芸能、医療の分野に計20億円の支援をすると表明した。内訳は、学生を直接支援する2億円のほか、日本オーケストラ連盟へ3億円、日本赤十字社などの医療関係機関と、日本学生支援機構と、あしなが育英会に5億円ずつ。

 学生への支援活動では、「アルバイトの場を提供する」ことを目的に非対面アンケートやインタビュー調査を実施し数万円の報酬を支払う。若者を経済的に支援すると同時に、若い世代のニーズを把握して、同社の新商品や新サービスに生かす狙いもあるという。

 ツイッターやネット掲示板では「働く場所を提供することと、働けない学生・生徒達への基金を通じてのサポートと非常にバランスが取れている」などと取り組みを高く評価するコメントが相次いだ。困窮している社会人も対象にしてほしいという声もあった。

 一部には、コロナ禍でアルバイトができなくなった学生を銀行で働かせるつもりかと誤解したネットユーザーもおり、「アルバイトの学生が銀行の業務をするのか」などの投稿も見られたが、「銀行の大事な業務を学生にやらせるわけがない」「アルバイト募集ではなくモニター調査」などと冷静に指摘するコメントもあった。

 同社は計20億円の支援のほか、医療産業支援を目的とする100億円規模の投資ファンドの立ち上げを検討している。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ