うどん県に試練 香川、連休中の休業を要請「ソウルフードは永遠」「ゲームだけでなく…」

 香川県は22日、県内のうどん店に対し、5月2~6日の期間に休業を要請すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための措置。讃岐名物に訪れた“試練”にインターネットでは「コロナが終息したら食べに行きます!」などとエールが送られている。

 統計局によると2016年6月時点で同県の「そば・うどん店」の事業所数は544。人口1万人当たりの事業所数は5.60で全国トップだ。

 同県は俳優の要潤を起用した「うどん県」キャンペーンを企画し、うどんを観光の目玉に位置づけているが、大型連休中は多くの人が県外から訪れるため休業要請に踏み切るという。他の遊興施設や商業施設にも25日~5月6日は休業を求める。

 ツイッターやネット掲示板では「アイデンティティーであるうどんを奪われるって悲惨すぎる」「うどんなくなったら何が残るんだよ」「香川県民の心が…!」などと、やや大げさに嘆く書き込みが並んでいる。同県に讃岐うどんを食べに行ったら「オープン30分前に並んだのに、そこから1時間半並んだ。2時間常に密状態だった」と振り返るものもあった。

 休業すれば10万円が支給されるが「またコロナ終息して帰省したら、たらふくうどん食うぞ。それまで頑張って下さい!ソウルフードは永遠に」「コロナ終わったら飛行機乗ってうどん食べ行きましょう!」などと、苦しい立場の店にエールを送るネットユーザーは少なくなかった。

 また、「ゲームだけでなく、うどんも思うように楽しめない」などと、子供がゲームで遊ぶ時間を1日60分までにすることを家庭に求めた「ネット・ゲーム依存症対策条例」(1日施行)と絡めた投稿も目立った。同条例の背景には世界保健機関(WHO)が「ゲーム障害」を病気に認定したことがあるが、WHOは外出の機会を減らして新型コロナウイルスの感染を予防する狙いで、各国のゲーム企業と連携した「#PlayApartTogether(離れて一緒に遊ぼう)」キャンペーンを行っている。

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