コロナを退治 名張市役所に厄除けの虎の絵登場

 新型コロナウイルス禍の早期終息を願って描かれた巨大な虎の絵「猛虎之図」が、三重県名張市役所1階ロビーに登場した。同市在住の日本画家が市に寄贈。亀井利克市長は「迫力のある作品。せっかくいただいたのだから、市民にも見てもらおうと考えた」と話している。

 縦2・5メートル、横1・8メートルの白いシーツにアクリル絵の具で外敵や魔物などの災いを追い込む「八方睨(にら)みの虎」が鋭い眼光でノソリと動く様子が描かれ、「新型コロナ除之(よけの)虎」の文字も添えられている。

 画家は「京都御所を守り続けているのは鬼門に飾られた虎。江戸時代末期にコレラが流行した際に薬の町、大阪・道修町の薬屋が虎の骨を使った薬を売り出し、張り子の虎を奉納し撲滅を願った故事がある」と、作品の意図を説明しているという。

 来庁した同市つつじが丘の曽我部瑠美さん(39)と、長女で近大高専2年の未夢さん(16)は、迫力ある虎の絵に感心していた。未夢さんは「休校中なので時間を持て余している。虎が早く新型コロナウイルスを追い散らしてくれたら」と願っていた。

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