国宝御影堂で落慶と遷座法要 京都・知恩院

 8年以上に及ぶ大修理を終えた浄土宗総本山知恩院(京都市東山区)の国宝・御影(みえい)堂で13日、宗祖法然の木像を移す「落慶遷座(せんざ)法要」が営まれた。

 台に載せられた像は、修理の期間中像が安置されていた法然上人御堂(みどう)から、僧侶によって御影堂へと移動。念仏が響き渡るなか、像は堂内中央にある黄金色に輝く宮殿(くうでん)にゆっくりと収められた。法要は伊藤唯眞(ゆいしん)門跡(89)が導師を務め、阿弥陀経などが読み上げられた。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、法要は檀信徒や一般参拝者らには公開されず、僧侶と職員のみで営まれた。伊藤門跡は「新型の疫疾(えきしつ)によって世界が大きく波打っている。今強く求められているのは平静さを取り戻すこと」と話した。

 御影堂は知恩院の中心伽藍(がらん)。平成23年10月から昨年11月まで大修理が行われていた。

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