大阪・関西万博まで5年 新型コロナで準備遅れ懸念も

 令和7(2025)年に開催される大阪・関西万博は、13日で開幕まで5年となった。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げており、新型コロナウイルスへの対応で得られた教訓を世界が共有する機会としても期待されるが、終息に時間がかかれば準備の遅れにつながると懸念する声もある。

 今回の万博は大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)に会場を設け、7年4月13日~10月13日の184日間にわたって開かれる。「未来社会の実験場」をコンセプトとし、昨年11月に企業が参加する会議体を設置。展示関連のアイデア募集に千件超の提案があり、今後審査される。

 運営主体の日本国際博覧会協会は今年の初夏までにプロデューサーを決め、年内にも「基本計画」を策定する予定だが、不安要素もある。

 万博参加を各国に正式に要請するには、博覧会国際事務局(BIE)総会で政府の登録申請書が承認されなければならない。ただ新型コロナウイルスの影響で6月ごろとされる総会の日程が流動的になっている。

 10月に予定されているアラブ首長国連邦でのドバイ万博開幕も1年延期の公算が大きく、各国に大阪の魅力をアピールする参加要請活動を計画していた日本国際博覧会協会は他の方法を探る。大阪市幹部は「1年遅れれば準備に影響しかねない」と漏らす。

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