1カ月の自粛生活“乗り切り方” ストレス、お金、感染予防…気になるQ&Aまとめ

 緊急事態宣言の発令を受けて、東京、大阪など7府県で1カ月の自粛生活が始まった。運動不足やストレスの解消法からお金のやりくり、そして自分や家族が新型コロナウイルスに感染したときの対処法など、気になるQ&Aをまとめた。

 自宅で過ごす時間が長くなると、心配なのが運動不足だ。日本老年医学会の飯島勝矢理事は「高齢期になると筋肉量が落ちるスピードが速い。筋肉の衰えは、骨折や転倒のリスクを高めるだけでなく、免疫力の低下も招く。感染した場合に重症化しやすくなるのは明らかだ」と指摘する。

 ラジオ体操、スクワットなどの運動を続け、魚やきのこ類を食べて筋肉の維持に必要なビタミンDを摂取する。体内のビタミンD増加や精神の安定にも有効とされる日光浴もおすすめだ。

 お金の問題もある。経済ジャーナリストの荻原博子氏は「これから給料がきちんともらえるか分からず、怖くて使えない人も多いはず。テレワークで外食や洋服、交通費が掛からない分は貯金しておくべきだ。スーパーでの買い物は出かける前に自宅のストックを確認すること。不安になってまとめ買いすると、結局無駄遣いになってしまう」と指南する。

 ウイルスを家の中に持ち込まないことも重要だ。買い出しなどから帰宅後は必ずせっけんで手洗いする。家族の誰かが感染した場合、軽症なら自宅療養となる可能性がある。患者本人は水分を十分取って安静にする。息苦しさは肺炎のサインかもしれないので医療機関などに電話連絡する。

 洗面所やトイレを患者と家族と共用する場合は頻繁に清掃、消毒と換気を行い、入浴は患者が最後にする。ドアノブなどの除菌や、患者の衣類やシーツ類を洗濯する際にはマスクと手袋、使い捨てエプロンを着用する。

 「自分が無症状の感染者という前提で行動することが重要必要だ」と語るのは災害危機管理アドバイザーの和田隆昌氏。「買い物は極力、通販やスーパーの宅配サービスを利用する。蛍光灯など日用品でも生死に関わらないものは多少は我慢したほうがいい。定期的に購入している物は使用回数を減らすなどの工夫も必要になるだろう。通院も感染リスクがあるので、家庭で対応できるよう常備薬をそろえておきたい」とアドバイスした。

 長丁場だが無理せずにサバイバルしたい。

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