前橋市が長期事前キャンプの南スーダン陸上選手団の支援継続

 新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、東京五輪・パラリンピックの1年延期が決まったことを受け、前橋市は26日、長期事前キャンプを受け入れている南スーダン陸上競技選手団への支援を7月まで継続すると発表した。内戦などの影響で練習環境が整備されていない自国を離れ、市や市民ボランティアなどの手厚い支援を受けて練習に励んできた選手団は、来年の大会に向けて前向きな姿勢を見せた。

 選手団は五輪選手3人とパラリンピック選手1人とコーチ1人の計5人。前橋市陸上競技協会などが指導し、市民ボランティアが通訳でサポートをしている。

 練習拠点の王山(おうやま)運動場で会見した山本龍市長は、7月以降の対応については南スーダンのオリンピック委員会などと協議するとした上で「来年の大会までのキャンプを継続していきたい」と話した。

 キャンプは国際協力機構(JICA)が仲介し、昨年11月から始まった。選手団にはファーストリテイリング傘下のユニクロが衣料を無償提供。日本の言葉や交通ルールを学ぶなどスポーツ以外でも市民と交流を深めている。

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