冗談や陰謀説もNG ツイッター社、新型コロナのデマに削除要請

 また、嘘の治療法や診断基準を「たとえ冗談であったとしても」(公式ブログ)書き込むのをNGとしたことも注目を集めた。同社は、漂白剤を飲むと治る、10秒間息を止めていられたら感染していない、外を歩くだけで感染を防げるなどのデマを例に挙げた。新型コロナウイルスのニュースには資本主義を破壊する狙いがある、手洗いの奨励は消費財メーカーのプロパガンダだ、といった“陰謀説”のような投稿も認められないという。「明らかに冗談だと分かる内容でも駄目なのか」と驚く人もいた。

 同社は23日、1月以降にツイッター上で広告を見た利用者数は1日あたり約1億6400万人だったと発表。昨年の19年1~3月期と比較すると23%増で、世界的に新型コロナウイルスに関する投稿が増えたという。

 同社やフェイスブック、グーグル、マイクロソフト、ネット掲示板サービスのレディットなどの大手IT企業は、新型コロナウイルスの間違った情報に協力して対処する方針を示している。多くの人がSNSに新型コロナウイルスの最新情報を求めるなか、ツイッターがデマ排除に取り組むことには、サービスの信頼性向上だけでなく、企業の社会的使命を果たすという目的もあるようだ。

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