シャープがマスク生産開始 ネットは称賛「かっこいいよな、こういう企業」「目の付け所がシャープ!」

 大手電機メーカーのシャープが24日、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大で不足しているマスクの生産を始めた。マスクは1日当たり約15万枚が生産され、今月中に出荷される見込みだ。中国からのマスクの輸入が減少し、供給不足が続いた2月28日、政府の緊急要請に応じる形で同社がマスク生産への初参入を決めた。1カ月弱という短期間での生産開始にネットでは称賛の声が上がっている。

 マスクは繊維を絡み合わせた不織布タイプのもので、三重県多気町にある三重工場の液晶ディスプレー向けクリーンルーム内に設置された3つのラインで生産される。今後10ラインまで増やし、1日あたりの生産量を約50万枚に拡大する。納入先は政府との調整になるが、供給態勢が整えば同社のEC(電子商取引)サイトでも販売される予定だ。

 このニュースを受け、SNSには「SHARP、本気を出す」「いいぞ、SHARP!」「かっこいいよな、こういう企業」など、同社の迅速な対応をたたえるコメントがズラリ。同社のキャッチコピーを使った「約1か月で稼働にこぎつけるところがすごい。目の付け所がシャープ!」という投稿もあった。

 また、同社の公式ツイッターもこの日、マスクの生産が始まったことを報告し、「電気を使わない自社製品をツイートしたの、これがはじめてだ」とつぶやいた。この投稿もネットでは話題となり、「地球(人類に)優しい製品を作った」「進化ですね!真価かな。深化かも」「きっとこういうことがきっかけになって新しい何かが生まれたりするんだなって思った。その貴重な瞬間!」などの返信が集まっている。

 同社の広報担当者は「何とか生産を始められて安心している。少しでも早く多くの人の元にマスクが届くよう、増産を急ぎたい」と話している。

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