本紙取材班に坂田賞 連載企画「夜間中学はいま」で

 関西を拠点にした優れた報道活動に贈られる「第27回坂田記念ジャーナリズム賞」の受賞作が24日発表され、第1部門(スクープ・企画報道)新聞の部で、本紙大阪本社社会部「夜間中学取材班」(代表・河居貴司社会部次長)の連載企画「夜間中学はいま」が選ばれた。

 連載は、戦争や貧困などで義務教育を受けられなかった人たちのために設けられた夜間中学に焦点を当て、昨年3月から本紙大阪本社発行の朝刊でスタート。ウェブの産経ニュースでも掲載された。

 20回以上に及ぶ連載や写真特集などでは、戦災孤児や在日韓国・朝鮮人、中国残留孤児、いじめから長年引きこもった人、結婚や親の仕事、紛争から逃れるために来日した外国人ら、複雑な背景を持つさまざまな人々の姿を通して、変わりゆく夜間中学の現代性や多様性を紹介。社会の基本構造や真剣に取り組む必要のある諸問題を、地道な取材で克明かつ説得的にレポートしたなどと評価された。

 その他の受賞、選考結果は次の通り。

 【第1部門新聞の部】京都新聞、京都アニメーション放火殺人事件の一連の報道

 【同放送の部】朝日放送「笑顔の村」▽関西テレビ「ザ・ドキュメント『裁かれる正義 検証・揺さぶられっ子症候群』」

 【同特別賞新聞の部】読売新聞、夕刊連載「ハレルヤ!西成 メダデ物語」

 【同特別賞放送の部】サンテレビ「人間としての一歩~ハンセン病と生きて~」

 【第2部門(国際交流・国際貢献報道)新聞の部】該当なし

 【同放送の部】該当なし

 【同特別賞新聞の部】朝日新聞、被爆75年と冷戦終結30年の節目でのゴルバチョフ元ソ連大統領への単独インタビュー

 【同特別賞放送の部】毎日放送「映像19 使い捨て異邦人~苦悩する外国人労働者たち~」▽テレビ大阪「アジアスペシャル 荒野に路は拓いた」

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