大阪府、海外リスクでイベント実施を再検討 帰国者には外出自粛要請

 大阪府の吉村洋文知事は19日、新型コロナウイルス感染が海外で拡大していることを重視し、一定条件をクリアした府主催のイベントなどを21日以降に順次再開するとした方針について、改めて検討する考えを明らかにした。政府の専門家会議が19日夜に示す見解を踏まえ、20日に府の新型コロナウイルス対策本部会議を開き、再開の可否を決める。

 吉村氏は記者団に「世界で爆発的に感染が広がっている。先週会議を開いたときとは違う、新たなリスク要素と認識している」と話した。

 吉村氏は欧州など海外での感染拡大を受け、この2週間以内に海外から帰国した府民には、20~22日の3連休は外出を自粛し、23日から2週間は健康状態を確認することを要請。発熱など感染が疑われる症状が出た場合は、保健所に相談するよう呼び掛けた。

 イベントなどの再開をめぐっては、府が13日の対策本部会議で3つの条件を決定。(1)定期的な換気(2)来場者が1~2メートル程度の距離をとれる会場の広さ(3)近距離での会話や発声を避ける-をクリアした府主催行事のほか、府所有の屋内施設は21日から順次再開するとしていた。

 休校中の府立学校計182校についても3条件に留意のうえ、23日以降に部活動や新年度に向けた行事を始める予定だったが、帰国者を通じた集団感染のリスクを考慮し、再度判断することとした。

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