香川ゲーム条例に賛否 「富山では市長同士で格ゲー対決」「ロマ佐賀を見習って」

 ゲームは1日60分までとすることを家庭に求める全国初の条例が、18日に香川県議会で可決、成立した。4月1日に施行される。条例はネットユーザーの間で批判を集めており、反発を受けて規制色を弱めた内容に修正された。引き続き否定的な目で見るネットユーザーは多いが、新型コロナウイルスの影響で休校が続くなか、子供が“ゲーム漬け”になるのを防ぐ手助けになると部分的に賛成する声もあがっている。

 成立した「ネット・ゲーム依存症対策条例」は、ネットやゲームのやりすぎが引き起こす睡眠障害などの問題から子供を守ることを目的としたもの。ゲーム時間の目安を1日60分(学校休業日は90分)までとするルールを家庭で作り、遵守させるよう保護者に努力義務を課した。スマートフォンの利用については中学生以下が午後9時まで、それ以外は午後10時までを目安とする。罰則規定はない。

 同条例の素案が報じられた1月ごろから、ネットユーザーは「条例で決めることではない」「ゲームを悪者扱いしないで」などと反発。強制力のある表現は抑えられたが批判は止んでいない。ツイッターでは「富山県では昨年、高岡市の高橋正樹市長と魚津市の村椿晃市長が対戦格闘ゲームの『ストリートファイター∨』(カプコン)で対戦した」(勝ったのは高橋市長)、「タイトルと県名が似ているというだけで『ロマンシング・サガ』(スクウェア・エニックス)とコラボした佐賀県を見習ってほしい」などと、地域おこしにゲームを活用した他の県と比較して、香川はゲームの悪い面ばかりを見ていると指摘する声があがった。また、名物のうどんと語感が似ている「ポケットモンスター」(任天堂)のキャラクター「ヤドン」を県のPRに起用していることをツッコむ投稿もあった。

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