東北6県企業の約9割が「影響出ている」 新型コロナウイルス感染拡大で東京商工リサーチが調査

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、民間調査会社「東京商工リサーチ」が東北6県の企業を対象に実施した調査で、事業活動に「すでに影響が出ている」「今後影響が出る可能性がある」と回答した企業が91・3%に上ったことが分かった。「(影響が)出ている」と「出る可能性がある」を合わせた「影響がある」の割合は前回調査(2月)と比べ38・3ポイントも増加しており、同東北支社は「3月の売り上げはもう一段の悪化に向かう可能性もある」としている。

 調査は3月2日~8日にインターネットでアンケートを実施。東北6県の1233社から有効回答を得た。企業活動では「すでに影響が出ている」と回答した企業が46・0%、「今後影響が出る可能性がある」は45・3%に上り、同東北支社は「すでに影響が出ている業種では道路旅客運送や宿泊、飲食などが深刻だが、小売業や卸売業、製造業にも波及している」と分析した。

 すでに影響が出ていると回答した企業での具体的な内容(複数回答)は、「イベント、展示会の延期・中止」と回答したのが52・0%と最も多く、次いで「売り上げ(来店客)が減少」の51・8%、「マスクや消毒薬など衛生用品が確保できない」の51・1%。また、2月の売上高では、前年と比べ「減少」の回答が57・6%と約6割に上った。

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