エボラ治療薬、新型コロナの国内患者に投与 一定の効果か

 新型コロナウイルスに感染した国内の重症患者にエボラ出血熱の治療薬「レムデシビル」を投与し、一定の効果があったとみられることが16日、分かった。国立国際医療研究センターの大曲貴夫国際感染症センター長が自民党本部で報告した。未承認薬であるレムデシビルの国内での投与が公表されたのは初めてとみられる。

 レムデシビルは米国の企業が開発し、新型コロナウイルスの治療薬候補として期待されている。3月にも日米共同で治験が始まる。

 報告などによると、国内の医療機関で2月以降、重篤な状態にあった患者9人に、人道的な観点で投与した。その後の詳細は不明だが、症状の悪化を食い止めた可能性がある。

 ただ、治療薬としての有効性は慎重に判断する必要があり、大曲氏は「(有効かは)分からない。もっと調べないといけない」と指摘した。

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