台湾総統、握手の代わりに「拱手」 新型コロナ対策「老師様!のポーズ」「カンフー映画世代には感慨深い」日本でも話題

 新型コロナウイルス感染防止策が世界的な関心の的になっている。手洗いやうがいは当然だが、あいさつの仕方にも小さくない変化が起きているようだ。台湾・蔡英文総統が公の場で、握手ではなく伝統的なあいさつ「拱手(きょうしゅ)」を披露したことが、日本でも15日ごろからツイッターで話題を呼んでいる。

 いささか旧聞に属するが、蔡総統の公式ツイッターアカウントは5日、蔡総統が米国からの来賓を迎える映像を投稿。新型コロナウイルス感染防止のために体が接触する握手を避けて、蔡総統が胸の前で左の拳を右手で包んで友好の意思を示す拱手を一人一人の前で行う姿を公開した。白人男性らも笑顔で拱手をして挨拶を返し、和やかなムードで話し合いがスタートした様子だった。

 この映像が日本でも話題になり「かっこいい」「真似したい」などと反響を呼んだ。特に中国の伝統文化が色濃く表れたカンフー映画のファンは「カンフー映画で『老師様!』っていうあれね」「本邦でも、カンフー映画世代には感慨深いものがあるのではなかろうか」などと大きく盛り上がった。「蒼天航路」(王欣太、李學仁 講談社)や「キングダム」(原泰久 集英社)などの中国の歴史をテーマにした漫画の愛読者らも「蒼天航路の拱手は全部かっこよかった印象あるなあ」「キングダムっぽさが溢れて最高なので私も交ざりたい」などと沸いていた。また、「私達日本人の先祖も大陸との外交・交易の際に交わしたのかも」「映画とかドラマじゃない、今に生きる人がやっているなんて、鳥肌立った」などと歴史に思いを馳せる人もいた。

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