妖怪アマビエ、SNSで人気 新型コロナ退散の願い込め…漫画家も投稿

 新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、疫病から人間を守ってくれるという妖怪「アマビエ」が話題になっている。困ったときの神頼み、ならぬ“妖怪頼み”と聞けばうさん臭く感じられるかもしれない。だが、SNSはアマビエをテーマにした創作物の写真で溢れており、外出機会が減りがちな昨今、親子で創作活動に取り組む良い機会にもなっているようだ。

 京都大学附属図書館の資料によると、アマビエは弘化3年(1846年)、肥後国(現在の熊本県)の海に現れたとされる妖怪。人魚のような姿をしており、顔にあたる部分からクチバシが伸びている。人語を操り、疫病が流行したら私の絵を人々に見せなさい、と言い残したという。

 同図書館などが今月上旬、ツイッターにアマビエの絵と逸話を投稿。「新型コロナウイルス撃退にご利益があるのでは」と反響を呼び、空前の(?)アマビエブームが起きたというわけだ。

 実は、水木しげるさんの漫画を原作とするテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎(第5期)」(フジテレビ系、2007~09年)に登場し、コミカルな役どころで人気を博したこともあるアマビエ。“ゆるキャラ”のような姿が現代の感性とも合ったのか、ツイッターではネットユーザーが自作したイラスト、刺繍、粘土などの“アマビエ作品”の画像が多く投稿されている。子供と一緒に描いた絵を公開した人もおり、自宅に籠りがちになる期間を有効利用している家庭もあるようだった。このブームに吉田戦車さん、西原理恵子さん、田中圭一さんら現役の漫画家も参加し、ファンも一緒に盛り上がっている。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ