男性の方が強い“監視欲” 米で2000人に調査、1割がアプリでスパイ

 元カノ、元カレ、共に暮らすパートナー…。米国の1割がスマートフォンで相手を“監視”している実態が浮かび上がった。

 昨年12月18日から同月20日、セキュリティー企業の米ノートンライフロック社は米調査会社のハリスポールと共同で、米国に住む18歳以上の2050人を対象にインターネット調査を実施。パートナーや元交際相手などから同意を得ずに、オンラインで情報を知ろうとする「オンラインストーキング」について話を聞き、2月12日に公式サイトで結果を公表した。相手が所持するスマートフォンなどのデジタル機器にソフトウェアを仕込んで、写真、メール、通話記録などの個人情報を盗み見したことがある人が10%もいたという。男女比では男性が女性の2.5倍だった。

 ノートンライフロックによると「オンラインストーカー」は特別な技術を有する悪質ハッカーばかりではない。iPhoneやAndroidスマホ向けに提供されている子供の見守りアプリや、紛失時にスマホを探すアプリを無断で相手のスマホにインストールしておき、相手を監視するために悪用する手口もあるという。アプリそのものは無害で合法的なので、情報の盗み見に悪用されると被害に気付きにくいという問題もあるようだ。

 日本でも2011年ごろ、交際相手のスマホの情報を閲覧する女性向けアプリ「カレログ」がプライバシー侵害ではないかと問題になり、サービス終了に追い込まれたことがあった。セキュリティーソフトで盗み見被害に気付けることもあるが、まずはインストールした覚えのないアプリが入っていないか、自分のスマホを今一度確認してみるのが良さそうだ。

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