第2、第3のゴーンを生み出すのか? 日本人は「ヒラ」のままの未来図

 日本企業はこれから50年経っても変わらない。7割を超える日本人が3割の外国人と仕事をし、少数派の外国人は日本語でコミュニケーションできるだろうから、社内的にも対外的にも英語が必要とされることは少ないだろう。外国企業と接する場合もきちんとした通訳がいれば意思疎通はできる。ならばなぜ英語力が必要なのか。日本人は「ヒラ」のまま、外国人社員が企業を主導する未来図を描いているのではないか。

 そもそも英語でまともな討論ができるようになるためにはまず「日本語」でそれが行えることが大前提だ。その後で「英語」でも討論できるという状態にならねばならない。多くの識者が指摘するように「母語」の基礎が緩いと決して外国語は上達しない。

 ■津田倫男(つだ・みちお) 

 フレイムワーク・マネジメント代表。1957年生まれ。都市銀行、外資系銀行などを経て独立。企業アドバイザーとして戦略的提携や海外進出、人材開発などを助言する。著書に『40歳からの「貯めるコツ」「使うコツ」』(海竜社)など。

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