SL重連車両で幕開け、夜のロープウエーも 群馬DC概要発表 

 県や市町村、関係団体などでつくる「ググっとぐんま観光宣伝推進協議会」とJR東日本は、JRグループの大型観光企画「群馬デスティネーションキャンペーン(DC)」の詳細を発表した。群馬県内でのDC開催は9年ぶり5回目。「心にググっとぐんま わくわく 体験 新発見」をテーマに、4~6月の3カ月間、県全域と埼玉県北部で実施する。新たに掘り起こした観光資源をフル活用して誘客を進める。

 具体的には、通常は立ち入り禁止となっている、安中市の廃線を歩くツアーや「谷川岳ロープウエー」(みなかみ町)の夜間特別運行など特別企画を数多く用意した。JR東も4月4日、人気のSL(蒸気機関車)「D51」と「C61」の2機が重連で客車を牽引(けんいん)する臨時列車を上越線の高崎-水上間で運行する。

 同協議会は期間中の誘客目標として、宿泊者数を前年同期比5・1%増の205万人泊(うち外国人は9万人泊)、入り込み客数は同7・5%増の1775万人としている。

 ただ、新型コロナウイルスによる肺炎の拡大が長期化すれば、観光に影響を与える懸念がある。

 JR東日本高崎支社は春の臨時列車(3月1日~6月30日)の概要を発表、SLは期間中、上越線で28本、信越線で13本の計41本を運行する。特に今回は、4月から始まる群馬DCに合わせ、29本で昭和レトロを意識した木目調の旧型客車を牽引する。

 主なものは、4月4日の「群馬DCオープニング号」(高崎-水上)が「D51」と「C61」の重連で登場。4月5日には、信越線の高崎-横川間をSLで牽引する「さいたま×ぐんま号」(熊谷-横川)を運転する。旧型客車のうち、1両はラウンジカーが連結される。

 SL以外では、上野駅や大船駅から特急「草津」が長野原草津口まで運行、あしかがフラワーパークの大藤まつりに合わせて臨時快速列車も運転する。

 期間中の運転本数は、新幹線が前年比20%減の1718本、在来線が同4%増の324本となる。

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