クルーズ船感染者、山梨県が入院受け入れ 人数など公表せず

 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の新型コロナウイルス集団感染問題で、山梨県は12日、感染者の一部が11日夜に県内の医療機関に搬送され入院したと発表した。個人情報保護と風評被害防止のためとして、患者数や国籍、容体、医療機関名などは明らかにしていない。

 福祉保健部の小島良一部長と下川和夫健康増進課長が記者会見して明らかにした。10日に厚生労働省から受け入れ要請があったという。「受け入れ先の医療機関は感染症に対する適切な医療を提供でき、感染症蔓延(まんえん)防止機能を備えており、外部への感染の恐れはない」と、県民に冷静な対応を求めた。

 受け入れ先は県内に7つある感染症指定医療機関のいずれかとみられるが、小島部長は「指定医療機関でなくても、それに準ずる感染防止設備が整っていれば受け入れる」として確認を拒んだ。一方で、指定医療機関に準ずる医療機関の数は「把握していない」とした。

 受け入れた可能性がある医療機関を増やすことで、逆に風評被害が広がる恐れがある。指定医療機関で受け入れたのではないかとの質問に対し、下川課長は「ご想像にお任せします」と回答。後で「医療機関を特定できる情報は出せないという意味」と釈明した。

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