中国、新型肺炎死者563人 北京ではグループ会食禁止

 【北京=三塚聖平】中国国家衛生健康委員会は6日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染者が中国本土で2万8018人、死者は563人に上ったと発表した。感染者は前日から3694人増え、死者は73人増えた。感染者数の増加に歯止めが掛かっておらず、中国では感染拡大を防ぐための禁止措置も広がっている。

 いずれも6日午前0時(日本時間同1時)時点。すでに回復して退院した人は1153人となっている。1日あたりの感染者の増加数は前日からは減少したものの、現時点で感染が疑われる事例が2万4千人を超えており、当面は感染者数の増加が続くとみられる。

 新たな死者73人は、湖北省で70人確認されたほか、天津市、黒竜江省、貴州省でもそれぞれ1人ずつ報告されている。

 感染拡大が最も深刻な武漢市を含む湖北省当局は6日、感染者が5日に2987人増え、累計1万9665人になったと発表した。累計の死者は549人に上っている。

 一方、中国共産党機関紙、人民日報のウェブサイト「人民網」によると、北京市当局は6日までに、飲食店などにおけるグループでの会食を禁じる通知を出した。すでに予約を受けている飲食業者は、客側と連絡を取って予約の取り消しや延期を速やかに行うよう求めた。市内の農村部に対しては、誕生日などを祝う宴会を開かないよう求めている。

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