熱湯で無病息災を願う 淡路・伊弉諾神宮で立春湯立神楽祭

 兵庫県淡路市多賀の伊弉諾(いざなぎ)神宮で4日、伝統行事「立春湯(ゆ)立(たて)神楽祭」が営まれた。多くの参拝客が巫女(みこ)がササを振って飛び散る熱湯のしぶきを浴び、無病息災を願った。

 巫女が淡路神楽に合わせてササで熱湯を飛散させながら邪気をはらう神事で、同神宮では立春など4回の季節の変わり目に同祭を行っている。この日は二十四節季の一つで春の始まりを示す「立春」。境内は穏やかな陽気に包まれ、多くの参拝客が伝統の神事を見守った。

 境内には熱湯が入った5つの釜が並べられ、裸足に草履履き、白装束姿の巫女が神楽舞を奉納しながら中心の釜に塩や米、酒などを入れた。その後、ササを釜に入れてかき回し、豪快に振って熱湯をまいた。

 参拝客らは飛び散った熱湯が体にかかるたびに「かかった、かかった」「御利益、御利益」などと言いながら笑顔を見せた。またアマチュアカメラマンらが盛んにシャッターを切り、神事の様子をカメラに収めていた。

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