給食の残り持ち帰り、堺市教委が高校教諭を処分 ネット「廃棄するのが正しい?」「不正なのかね?」

 堺市の60代の市立高校教諭が廃棄予定だったパンなどの学校給食の残食総額約31万円分を自宅に持ち帰り、市教育委員会が教諭を減給3カ月の懲戒処分にしたというニュースがネットで話題だ。SNSでは教諭を擁護する声が多く、この処分に対し、「何が問題なの?」といった疑問の声が多数寄せられている。

 市教委によると、教諭は平成27年6月ごろから今年6月にかけ、廃棄予定だった給食の残食(パン約1000個、牛乳約4200本)を自宅に持ち帰っていた。用務員の男性に自分のカバンやあらかじめ用意した発泡スチロールの箱に詰めるよう指示していたという。

 今年6月、市教委に告発文書が届き、教諭の持ち帰りが発覚。市教委の調査に対して教諭は「廃棄するのがもったいないと思った」「用務員が廃棄する手間を少なくしようと思った」と動機を話しているという。教諭は11月、持ち帰ったパンと牛乳の実費分約31万円を市に弁済。また今回の処分を受け、教諭は25日付けで依願退職している。

 ネットでは、今回の処分を疑問視する声が圧倒的で、ツイッターには「廃棄するのが正しいの?変だろ」「それはどうなの?廃棄される物をもったいないという気持ちは不正なのかね?」「残った給食を捨てるほうが良いのか?盗みとでも?」といった書き込みが集中している。

 一方で市教委の対応に理解を示す声もあり、「給食は学校に売られたものであってこの教員個人の物にしていいわけがないのでその時点でアウトかなと。少なくとも学校の了承は取ってないはずなので」「あれは立派な横領だし処分もやむ無しだと思う」「単純に無銭飲食じゃない?」といったつぶやきも見受けられた。

 教諭と市教委の間で考えが揺れるユーザーも少なくなく、「給食費で買ってる物だから確かに窃盗にはなるだろうけど、なんだかなぁ~」とツイートも。また神戸市の教諭いじめ問題などの不祥事に触れ、「もっと反省したり責任取ったりしないとあかん人ほかにおるやろ」「誰も損をしていないし被害も受けていないと思うんだけど…もっと他に処分すべき教員は居るだろうに」と怒りを露わにするユーザーも多かった。

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