「不自由」考える企画展 愛知芸術祭騒動受け札幌

 愛知県で開催された国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が一時中止になった騒動を踏まえ、身近にある不自由について考えてもらおうと、北海道内の有志でつくる実行委員会が21日、札幌市の施設で企画展「北海道・表現の自由と不自由展」を1日限定で開いた。

 実行委によると、約10団体が参加。元慰安婦を象徴した「平和の少女像」のミニチュアや、7月に札幌市で安倍晋三首相の演説中にやじを飛ばした聴衆が排除された問題を振り返る映像を放映するほか、アイヌ民族の権利を訴える展示も。

 愛知県の不自由展は、昭和天皇の肖像を燃やす場面を含む映像など、展示内容が報道されると抗議が相次ぎ、8月1日の開幕から3日で中止に。文化庁が芸術祭への補助金不交付を決めたことも問題となった。展示は10月上旬に再開、閉幕まで6日間公開された。

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