忘年会スルー、12年から変化も 「お金払って行く拷問」飲食店は打撃?

 年末の忘年会に参加しない「忘年会スルー」を希望する人が増えているようだ。ビジネスパーソンにとっては恒例行事だが、ツイッターではNHKの報道をきっかけにさまざま意見が飛び交っている。

 報道番組「ニュースウオッチ9」(NHK総合)の公式アカウントは10日、公式サイトに掲載したニュースを引用する形で、若い層を中心に忘年会を敬遠する「忘年会スルー」の動きがあると投稿。仕事終わりに団体で居酒屋に行くような、従来の忘年会が変わりつつあると伝えた。

 ツイッターを見る限り、忘年会スルーという言葉自体は2012年頃から存在している。当時は何らかの理由をつけて“サボる”ニュアンスで使われていたようで、働き方改革やプライベートを重視するライフスタイルがより広がったことを背景に、不参加を表明する意味で使われだしたのは最近のようだ。

 やはりというか、ツイッターでは恒例行事を「スルー」することについて、ユーザーの意見が割れている。「仕事中は忙しくて話せない事も相談出来る」「忘年会では上司や同僚の裏の一面を見ることができる」と“飲みニケーション”のメリットを語る賛成派がいる一方で、反対派は「上司と部下は仕事の関係なんだから仕事の時だけ一緒にいるのが適切な距離感だと思う」「普段からコミュニケーション取っておけばこんな行事必要なくない?」「金と時間の無駄。昭和の悪しき風習」。中には「金を払っていく拷問には愛想が尽きた」と強く反対する人もいた。

 一方、「飲食店経営者にとっては見逃せないワードですな」「段々と稼ぎ時が稼ぎ時じゃなくなってきますよ~」と、飲食店の書き入れ時に影響があるのではないかという書き込みもあった。ランチタイムにアルコール無しの忘年会をしたという投稿もあり、職場のコミュニケーションだけでなく、年末の飲食ビジネスも多様化しているようだ。

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