ローマ教皇が使用「いす」「乗用車」公開 広島

 ローマ教皇(法王)が先月24日、平和記念公園(広島市中区)で「平和のための集い」を開いた際、広島空港(広島県三原市)から同公園までの往復で利用した乗用車「MAZDA3セダン」と、会場で着席していたいすが、広島市中区幟(のぼり)町の世界平和記念聖堂(幟町教会)で報道陣に公開された。

 教会側に車を提供したマツダ(府中町)などによると、今年8月にバチカン市国側から入念なチェックを経て、MAZDA3セダンを指定。国旗を立てるポールをつけて、教皇専用のナンバープレート「S.C.V.1」を付けられるようにした。

 同社総務部の川本昌彦さんは「地元の企業として光栄に感じている。地域の歴史にも影響があった出来事に弊社が携わったことに大きな意義を感じる」と感慨深げに話した。

 同社は教会に車2台を寄贈。教皇が乗った車は司教専用として使われる予定で、もう1台は神父らが使用するという。

 一方、いすは幅62センチ、奥行き83センチ、高さ130センチ。白い布に覆われて神聖な雰囲気を醸し出していた。カトリック広島司教区本部事務局の三登昌二(みと・しょうじ)さんは「教皇さまは質素を好む人だった」と振り返った。

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