中曽根元首相死去、101歳 ネットに広がる悲しみの声 「だんだん昭和が遠くなる」「日の出山荘のロンヤス会談思い出す」

 「戦後政治の総決算」を掲げ、国鉄、電電公社、専売公社の「3公社」の民営化を推進したことなどで知られる中曽根康弘元首相が死去したことが29日、わかった。101歳だった。首相として1806日間在任し、安倍、佐藤、吉田、小泉の4氏に次ぐ、戦後5番目の長期政権を築いた中曽根氏。大正、昭和、平成、令和という4つの時代を生きた名宰相の訃報にネットでも悲しみの声が広がった。

 SNSには「中曽根さん、お疲れ様でした」「だんだん昭和が遠くなるなぁ」などの声。長期政権に加え、ルックスに存在感があっただけに、「ショック…幼い頃の記憶があるのは中曽根首相から…合掌」「わいが物心ついてから覚えてる歴代首相で1番古かったんだよなあ。。中曽根元総理」「私の人生の中の総理大臣では一番インパクトがあり偉大な総理だと思ってます」といったコメントも目立った。

 また外交面で当時のレーガン米大統領と固い信頼関係を築き、互いを「ロン」「ヤス」と呼び合った中曽根氏。このエピソードを懐かしむ書き込みも多かった。ツイッターには「中曽根元総理と言うと日の出山荘のロンヤス会談思い出す。101歳でしたか。大往生ですね。お疲れ様でした」「101歳か…俺が小学生の頃の総理大臣だったな。レーガン大統領と合わせて覚えてる」「中曽根さんが亡くなったか。ロンとヤスといえば、レーガン大統領も長命だったな。それでも享年93。中曽根さんの101歳ってすごいな。中曽根さんは老いてなお政治家だった。御冥福をお祈りします」などの投稿も見受けられた。

 中曽根氏は大正7年5月27日、群馬県高崎市生まれ。昭和16年に東京帝大卒業後、内務省に入り、戦時中は海軍に勤めた。22年1月に内務省を退職。3カ月後の衆院選に初当選し、連続20期56年間、衆院議員を務めた。中曽根弘文参院議員は長男、中曽根康隆衆院議員は孫にあたる。

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