体揺らして坂東曲 報恩講のクライマックス

 真宗大谷派の本山、東本願寺(京都市下京区)で宗祖・親鸞の命日にあたる28日、僧侶らが上半身を前後左右に大きく揺らしながら念仏を唱える「坂東曲(ばんどうぶし)」が営まれ、8日間に及ぶ親鸞の遺徳をしのぶ法要「報恩講(ほうおんこう)」が最終日を迎えた。

 御影堂(ごえいどう)では、法要を前に来年6月に退任する大谷暢顕(ちょうけん)門首(もんしゅ)(89)が門徒を前にあいさつ。約70人の僧侶が座ったまま上半身を倒してダイナミックに頭を振りながら、独特の節回しで念仏を唱和すると、堂内は熱気に包まれた。

 坂東曲が残るのは真宗十派のうち大谷派のみ。流罪となった親鸞が、荒波にもまれる船上で念仏を唱えた姿を再現したという説があるが、はっきりした由来はわかっていない。

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