地球の中に潜る大冒険 ヒメダイヤの入舩教授が絵本

 世界で一番硬いダイヤモンド「ヒメダイヤ」を開発した愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター長、入舩徹男(いりふねてつお)教授が手がけた小学生向けの絵本「地球の中に、潜っていくと…」が、「月刊たくさんのふしぎ」12月号(福音館書店)として発行された。

 入舩教授は高圧地球科学が専門で、地震波や大型実験装置を用い地球内部を研究。絵本づくりは約2年半前に依頼を受け取り組んできた。平成17年に出版した図書「ダイヤモンド号で地底旅行」をもとに、編集者や絵を担当した関口シュンさんと絵の色などを細かく決めた。

 物語は、学者のおじいちゃんが孫のハルキとアユを研究船に乗せて旅立つところから始まる。ダイヤモンドでできた乗り物「ダイヤモンド号」で日本海溝から地球の内部を目指す。プレートを抜け地下150キロまで潜ると、宝石箱のような光り輝く場所に。地下2900キロでは鉄の海に出る。さらに地下5150キロで地球の内核に到達。そこは鉄の結晶が林立していた。

 地球の成り立ちと構造を楽しく学ぶことができる絵本で、入舩教授は「科学的な内容にこだわり、きちんと細かいところまで書いています。大人が読んでも面白いと思う。私にとっても思い入れのある絵本です」と話した。全40ページで定価700円(税別)。

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