こんまりのネット通販に賛否 「物を捨てさせ、今度は買わせるのか」「ときめくならOK」

 著名人へのやっかみか、それとも綿密に計画されたビジネスモデルか。日本では大掃除のシーズンが近づく中、「こんまり」の愛称で呼ばれる片づけコンサルタント、近藤麻理恵さんがオープンした米国向けネットショップが話題になっている。

 著書「人生がときめく片づけの魔法」などが各国でベストセラーとなり、動画配信大手のNetflixが手掛けた番組「KonMari 人生がときめく片づけの魔法」も大ヒット。世界的な知名度がある近藤さんは18日(米国時間)、自身が選んだ製品を購入できるネットショップ「The Shop at KonMari」を米国向けに立ち上げた。

 100種類以上の商品を「キッチン用品」「アロマ」「整理整頓」など7つのカテゴリーで分類。音叉と水晶のセット(75ドル、約8100円)、革製の室内履き(206ドル、約2万2000円)などを扱う。

 「こんまりメソッド」は、ときめきを基準に捨てるものと残すものを決める。

 SNSでは「物を捨てさせたのは、自分が売るものを買わせたかったからなのか」「(ネット通販大手アマゾンの創業者)ジェフ・ベゾスの域に達している」などと皮肉る声が、日米のネットユーザーからあがった。

 一方、「こんまりさんはミニマリスト(ものをなるべく持たない考えの人)ではない」「ときめくものに囲まれた暮らしは大切だ」と支持する人も多い。近藤さん自身も「私の片付けの方法は、物を捨てることではなく、ときめく物を見つける感受性を高めること」「皆さんに、これらの商品を長年愛用してもらいたい」などと綴り、大量に生産、消費、廃棄するビジネスモデルとは違う考えに基づくことを説明。公式ツイッターでは、ネットショップを紹介しながら「買いすぎないでください」と投稿していた。

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