ご即位祝う提灯行列 札幌中心街練り歩く

 天皇陛下のご即位を祝う「奉祝提灯行列」が17日、札幌市で行われ、提灯や国旗を手にした約300人が自衛隊音楽隊の先導で中心街を練り歩いた。天皇陛下御即位奉祝実行委員会(会長=岩田圭剛・北海道商工会議所連合会会頭)が主催した「奉祝道民の集い」の一環。参加者から「北海道でもお祝いができて感激した」などの声が聞かれた。

 札幌管区気象台によると、この日の北海道は冬型の気圧配置となった。厳しい寒さの中、行列は雪化粧をした大通公園沿いからJR札幌駅方面へ向かい、凍結して滑りやすくなった道路をゆっくりと進んだ。

 札幌市の大学4年、佐々木龍太郎さん(22)は「国民がご即位をお祝いするという場に自分も参加でき、うれしかった」。5歳の孫らと参加した同市の主婦、斉藤茂子さん(69)は「令和の時代の安泰を願ってくださる天皇、皇后両陛下に感謝の気持ちを込めて歩いた」と話した。

 提灯行列に先立って同市内で開催された記念式典には、600人超が参加した。超党派の議員連盟や財界などでつくる「天皇陛下御即位奉祝委員会」が9日の「国民祭典」を主催。全国各地での奉祝運動を呼び掛けており、呼応した格好となった。

 北海道恵庭市から奉祝道民の集いに参加した主婦、岡崎真佐子さん(83)は「東京の国民祭典に行けなかったが、北海道でこれだけ集まった」と感動に浸っていた。

 明治時代に北海道の開拓と警備を担った屯田兵の子孫という札幌市の会社員、荒井勇雄さん(34)は「北海道で式典が開催できて感無量。先祖が開拓したおかげで北海道がある。伝統と文化が続くことを願って歩いた」と感極まった様子だった。

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