偽名で居酒屋予約し無断キャンセル 逮捕に「忘年会シーズンは大事」「抑止力になれば」

 警視庁丸の内署は11日、6月26日に偽名を使って東京・有楽町の居酒屋に17人分のコースと飲み放題を予約し、無断でキャンセルしたとして、50代の男を偽計業務妨害容疑で逮捕した。男は容疑を否認している。忘年会シーズンが近づく中、飲食店を悩ませる無断キャンセル「No show(ノーショー=姿を現さない)」はインターネットでも話題になった。

 経済産業省が昨年発表した資料によると、国内のNo show被害額は推計で年間2000億円。食材や人件費が無駄になるだけでなく、他の客を受け入れられなくなる二重の被害を店側が受ける恐れがある。スマートフォンアプリなどで手軽にネット予約できるようになった一方でリスクが高まったという見方もあるようだ。2017年には無断キャンセル被害の保証サービスが登場するなど社会問題になった。

 逮捕された男は、偽名でうその予約をしたと報じられているが、ツイッターでは無断キャンセルそのものに批判的なコメントが集まり、「この手の問題の抑止力になるといいですね」「これで少しは悪質なキャンセルが減ったらいいね なんか対策せんとお店の泣き寝入りは可哀想」などと書き込まれた。飲食業界に関わっているというネットユーザーは、居酒屋にとって忘年会・新年会シーズンは大事な書き入れ時なので無断キャンセルは本当に困る、などと切実に訴えた。

 また、飲食店で働いているという人たちは、せっかく作ったコース料理や弁当が無駄になるのは精神的にも辛いと無断キャンセルがなくなるよう願っていた。

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