今年の漢字は? 新、災、税、闇…ネットで予想合戦

 日本漢字能力検定協会は1日、その年の世相を漢字一字で表す「今年の漢字」の募集を開始した。昨年の漢字は「災」。インターネットでは早速「今年の漢字」の予想合戦が始まっている。

 ツイッターでは、今年、元号が新しく「令和」になったことから「新」を推す声があった。AIG全英女子オープンゴルフを制した渋野日向子、米プロバスケットボールNBAのドラフトで日本選手初の1巡目指名を受けてワシントン・ウィザーズに入団した八村塁、世界ランキングでアジア勢初の1位になった女子テニスの大坂なおみなど、日本スポーツ界が新しい時代を迎えたことを理由に挙げる人もいた。

 「新」は2009年にも選ばれている。このときは、政権が交代して民主党による新内閣が発足したことや、米大リーグ・マリナーズ会長付特別補佐を務めるイチローさんが日本プロ野球記録を上回る日米通算3086安打の新記録を打ち立てたことなどが理由に挙げられていた。

 相次いだ自然災害や、多くの人命が失われた火災を振り返り昨年同様に「災」ではないかとの予想も少なくないが、同協会が「今年の漢字」の応募を始めた1995年から、2年連続で同じ字が選ばれた例はない。また、令和元年だからポジティブなイメージの漢字が望ましいと訴える意見もあった。

 他にも消費増税から「税」、自動車の暴走事故や暴風雨被害から「暴」、さまざまな分野に吹き込んだ新風や台風から「風」、芸能界の闇営業問題から「闇」を予想する人もいた。

 「今年の漢字」は12月12日に京都の清水寺で発表。最も応募が多かった漢字一字を、同寺の森清範(せいはん)貫主(かんす)が揮毫(きごう)する。

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