「さびしい」上野動物園モノレールが老朽化で休止…ネットには復活を望む声も

 東京・上野動物園の名物で、日本で最初に開業したモノレールが老朽化のため、10月31日をもって運行を休止した。昭和32年(1957年)に開業し、60年以上にわたる長い間、愛されてきたモノレール。ネットでも運休を悲しむ声が集まっている。

 このモノレールは、正式名称を「上野懸垂線」といい、同園の遊技施設ではなく、鉄道事業法に基づく交通機関として東京都交通局の運営によって営業運転が行われてきた。同園の西園と東園の300メートルという距離を約1分半という時間で結んでいる。

 SNSには「今日で上野動物園のモノレールおしまいだったの?涙。小さい頃から乗っていたっけ。さみしい」「今日でモノレール最後なんだよな…行きたかった」などの声。また「3歳の時に姉と二人きりで行った上野動物公園。モノレールに乗った記憶はちゃんとある」「東園から西園に行くときは必ずモノレールに乗って行ってたんですよね。モノレールに乗るのが楽しみで楽しみで」など、昔を懐かしむ書き込みも見られた。

 都は今後運行を続けるかを検討し、休止中は電気自動車(EV)などを無料運行する予定としている。ツイッターには「上野動物園、動物に会うのはもちろんなのだけど、モノレールに乗れるのが最大のイベント的な感覚があったのでとても寂しいですね。いつか、新車両で復活したら必ず乗りに行きたいです」「短い距離だけど、モノレールから見る景色もまたいいんですよね。また乗りたいし、再開してくれることを願います」と“復活”を望む声も寄せられている。

 都によると、現在の車両は2001年度に運行がスタートし、経年劣化が進んでいるという。同園のモノレールは線路に車両がぶら下がる「片腕懸垂式」で、国内に同じ方式で運行しているモノレールがなく、車両更新が高額になることや、設備の部品交換が今後難しくなることが想定されるとしている。

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