神戸教諭いじめ 市教委が加害4人を分限休職処分、今後の給与差し止め

 神戸市立東須磨小で教諭4人が同僚をいじめた問題で、市教育委員会は31日、有給休暇中だった加害教諭4人を分限休職処分にした。10月29日に成立した改正条例に基づく措置で、今後の給与を差し止める。

 4人は10月1日以降、有給休暇を取得していたが、給与を受け取り続けることに市民らから批判が続出。市には懲戒処分前に給与を停止できる制度がなかったため、職員が起訴されたり公務に重大な支障が生じたりする恐れがある場合は、処分前でも休職で給与を差し止めできるよう条例を改正した。

 ただ、この日午前に開かれた弁護士ら有識者の審査会では、4人が起訴される可能性が高いといえないなど異論が相次ぎ、改正条例の適用は「不相当」と結論づけた。これに対し、市教委は公務に重大な支障が生じる点を重視し、4人を休職させると決定した。

 休職に異議があれば不服申し立てができるが、4人とも休職を受け入れるという。市教委は4人を懲戒処分する予定で、4人の一部は退職の意思を示しているものの応じない方針。

 市教委は「不祥事の根絶と教育行政に対する信頼回復に全力で取り組んでいきたい」としている。

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