指宿市、“イーブイ好き”で世界から脚光、ファン必見の新名物マンホール

 鹿児島・指宿(いぶすき)市は、市の名前と語呂が似ていることから、人気のあるポケモン「イーブイ」と進化形8種類のマンホール9個を観光スポットなどの近くに設置した。ポケGOとのユニークな観光振興の取り組みを調査するため、周遊マップを頼りにマンホール巡りを体験した。(取材構成・田代学)

◆すべてポケストップに

 薩摩半島に伝わる竜宮伝説をテーマにした2両編成の特急「指宿のたまて箱」で鹿児島中央駅から到着。指宿駅構内の観光案内所で「イーブイマンホール周遊マップ」をゲットした。

 早速、駅を出て右手へ。「指宿警察署指宿中央交番」前に、最初の目標である「(1)イーブイ」のマンホールがあった。

 そもそも、なぜ指宿市が「イーブイの街」なのか。「指宿を“いーぶすき”と読んだら、“イーブイ好き”と聞こえませんか」と同市役所観光課の横峯里美さん(36)。名前の語呂が似ていることから、2018年4月に同市のスポーツ・文化交流大使に任命したという。「イーブイすき指宿市」の文字が刻まれた交番前のマンホールは同年12月、進化形の8種類は今年2月に設置された。

 「後世に残り、多くの方に指宿市を訪れていただけるものということでマンホールになりました。県外だけでなく、台湾や韓国など海外の方も写真を撮りながら宝探し感覚で楽しまれています」(横峯さん)

 気温28度、南国の強い日差しを受けながら、残る進化形8種類のマンホールを目指して出発。駅から最も離れた「エコキャンプ場」へ向かった。マンホールはポケストップにもなっているので、到着後にポケGOを起動したら、原っぱの中にある「(7)リーフィア」のマンホールも簡単に見つかった。駐車場にはジムがあり、ちょうどイーブイと進化形の4匹が配置されていたので、エーフィを仲間に加えた。

 順調なので寄り道。「タイミングよく干潮なら島まで歩けますよ」という横峯さんの言葉を思い出して海岸へ出てみた。ちょうど潮が引き、縁結びの島と呼ばれる「知林ヶ島(ちりんがしま)」への砂の1本道が現れていた。銀婚式を迎え、縁結びは不要と分かっていながら、珍しくて歩き出したのが大間違い。暑さと砂の道に体力を奪われ、クタクタになってしまった。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ