あの光景見られない 京阪が大津祭曳山巡行で一部運休 安全面を考慮

 京阪電鉄は大津祭の本祭を迎える13日、大津市内を走る京津線の一部区間で上下計15本を運休する。道路の中央に線路があり、電車が走行するびわ湖浜大津-上栄町間が曳山巡行のルートと重なっており、安全に配慮した。大津祭に合わせた運休は初めて。

 運休するのは京津線びわ湖浜大津-四宮間。13日の午前11時ごろから午後0時10分ごろまでと、同3時40分ごろから同5時10分ごろまでの間、上り7本、下り8本が運休する。この間、四宮-太秦天神川間で折り返し運転を行う。

 巡行ルートと重なるこの区間は、線路ぎりぎりを通る曳山と電車が並ぶ光景を見ることができ、観光客やアマチュアカメラマンらの人気を集めていた。ただ、電車が来ると曳山と曳山の間で車が待機するなど、危険性が懸念されていた。

 大津祭曳山連盟などは安全を確保するために県警などと協議を重ねてきた。同連盟の元田栄三理事長は「まさかこのような措置をしてもらえるとは。安全を第一に考えてもらい、ありがたい」と話している。

 毎年、家族で大津祭に訪れているという大津市内の男性(51)は「電車と曳山が並ぶ光景が見られなくなるのはさびしいが、少し危ないなとも思っていたので良い措置だと思う」と話していた。

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