ジュース代の一部が防犯対策に 学生が自販機デザイン

 大学生防犯ボランティア団体「あっぷりけ戦隊!奈良まもりたい」のメンバーらがデザインした自動販売機が、帝塚山大の奈良・東生駒キャンパス(奈良市)食堂に設置された。県内初の「犯罪・非行防止支援自販機」と銘打ち、売上金の一部は防犯対策に活用される仕組みだ。

 自販機のデザインは「あっぷりけ」のメンバー5人が中心になって考案。正面はピンクを基調に白の水玉模様をあしらい、「あなたの1本が奈良を守ります」の標語とともに、県警のマスコットキャラクター「ナポくん」と「ナピちゃん」が描かれている。

 側面には、特殊詐欺への啓発や「ながら見守り」を促すメッセージが書かれており、警察官になりきって写真を撮れるフォトスポットも。売上金の一部は県防犯協会に寄付され、主に大学生防犯ボランティアの活動支援資金として活用されるという。

 19日の除幕式には、県防犯協会や県警生活安全部の幹部、「あっぷりけ」のメンバーら計約30人が参加。県防犯協会の宮本広志専務理事が「分かりやすく、人目を引くすばらしいデザイン。地域の防犯アイコンと位置づけ、増やしていきたい」と期待を込めた。

 プロジェクトリーダーを務めた同大法学部3年の山本輝(ひかる)さん(20)は「目立ってかわいい色にしようと色合いを一番に考えた。県内にたくさん設置され、防犯ボランティアへの支援が充実していけばうれしい」と話していた。

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