ロケット発射台で火災 こうのとり打ち上げ中止 燃料漏れは確認されず

 三菱重工業は11日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の種子島宇宙センター(鹿児島県)で、物資補給機「こうのとり」8号機を搭載して打ち上げの準備を進めていたH2Bロケット8号機の発射台で火災が発生したため、同日の打ち上げを中止すると発表した。

 同社によると、午前3時5分ごろ、ロケットを垂直に載せていた発射台で火災の発生を確認し、消火活動を続けた。出火原因やロケット、こうのとりへの影響は不明という。

 火災は発射台から3キロ離れた報道関係者用の施設からも確認できたという。打ち上げは午前6時33分29秒の予定だった。新たな打ち上げ日は未定。

 火災はロケットに燃料の液体水素と液体酸素を注入後、機能の確認中に発生した。火元は発射台底部にあるエンジンの噴煙を外に逃がす穴の近くで、燃料漏れは確認されておらず、火災の原因は機体ではなく発射台にあるとみられる。鎮火を確認後、発射台に載せた機体を組立棟に戻して詳しく調べる。

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