紀子さま53歳お誕生日 文書ご回答全文

 秋篠宮妃紀子さまが11日の誕生日に際し、宮内記者会に回答した文書の全文は次の通り。

 --お代替わりと共に、皇嗣妃という新たなお立場になられました。以前にも増して多忙な日々となり、皇嗣妃として初めての外国訪問や地方単独公務にも臨まれましたが、これまでの活動の感想や今後の抱負について、皇嗣となられた秋篠宮さまのご様子とともにお聞かせください

 「お代替わりから4ヶ月余りすぎ、改めて平成の時代をふりかえる中で、長い間お導きくださいました上皇上皇后両陛下の思し召しに、深く感謝申し上げております。また、国の内外で様々な公的な活動に携わり、日々の生活を送る上で、地域の人々の健やかなくらしのための取り組みや、子どもと本とをつなぐ仕事、学校やキャンプでの活動など、多様な機会にお会いした方々から、活力をいただいています。多くの方々に支えられ、励まされてきたことを、大変幸せでありがたいことと感じております」

 「本年の5月以降、新たに出席したものとして、宮様とご一緒の『全国みどりの愛護のつどい』、『全国高等学校総合体育大会』や幾つかの宮邸内の行事、私一人で出席した『献血運動推進全国大会』がありました。また、6月下旬より7月上旬にかけては、ポーランドとフィンランドを公式に訪問しました。私にとりまして学ぶことが多く、新たな人々と出会う貴重な機会にもなり、感謝しながら務めました」

 「宮様は、お立場が変わられてからも、一つ一つのお仕事を、大事に務められています。今まで以上にお務めが増えているので、これからも宮様の健康にも気を配って参りたいと思います」

 「私も、新たな立場に伴う責任を感じつつ、宮様とご一緒に天皇皇后両陛下をお支えできますよう、私自身の健康にも気をつけながら、力を尽くして参りたいと考えております」

 --3人のお子さま方の近況についてお聞かせください。今年4月にはお茶の水女子大学附属中学校への侵入事件がありましたが、皇位継承順位2位となられた悠仁さまの学校や家庭での様子、今後の進路について、初めての外国旅行となったブータンでのエピソードと共にご紹介ください

 「3人の子どもたちは、それぞれに活動の幅を広げているように感じます」

 「長女の眞子は、今年から『全国都市緑化祭』の行事への出席を私たちから引き継ぎ、5月には長野県を訪問しました。信州の美しい自然や養蚕、美術なども印象的だったようです。7月にはペルーとボリビアを公式訪問しました。南米の歴史や文化にふれ、日系社会のお話をうかがうなど、意義深い経験だったと思います。そして、昨年までと同様に、今年も日本工芸会の仕事に関わり、日本テニス協会などの行事にも、出席していくと聞いています」

 「次女の佳子は、今年、大学を卒業し、6月には、私が長く携わってきた『産経児童出版文化賞贈賞式』に出席しました。また、『全日本高等学校馬術競技大会』への出席など、これまでの公的な仕事も引き続き、おこなっています。そして来週からは、オーストリアとハンガリーを訪問します。次女にとっては初めての外国への公式訪問であり、本を読み、専門家の話を聞くなどして、熱心に準備を進めているように感じます。与えられた務めをしっかりと果たせるよう、願っております」

 「長男の悠仁は、今年の3月に小学校を卒業し、4月から中学校に入学しました。中学校でのいろいろな活動や課題に積極的に取り組んでいる一方で、家では、稲や野菜を栽培し、トンボについて調べています。たとえば、野菜を育てるときは、肥料を与えたり、雑草を取ったり、受粉させたりして、収穫量を増やすなど、さらなる工夫をしています。ブータンでは、国王王妃両陛下、4代国王陛下・王妃陛下方をはじめ、王族の方々より、大層あたたかくお迎えいただきました。訪れた先々で、長男は人々との出会いを大事にしている様子が感じられ、首都ティンプーやパロの博物館や寺院、弓技場、学校などでのお話を興味深く聞き、英語での説明も懸命に理解しようとしていました。そして、標高3500メートルにあるジェラでの牧畜の様子や、標高1300メートルにある古都のプナカにおける農業にもふれ、ブータンの自然や文化を全身で感じたように思います。今後の進路につきましては、こうした様々な経験を重ね、関心を広げるなかで、考えていくことになるのではないでしょうか」

 --眞子さまと小室圭さんの結婚の延期について、母親として眞子さまのお気持ちをどのように感じられ、今後どのように進んでいってほしいとお考えか、現在の状況とともにお聞かせ下さい。結婚について何かアドバイスをされたり、話し合ったりされていることはありますか。佳子さまの結婚や将来についてはいかがですか

 「延期のことも含め、現在、長女は、さまざまな思いを抱えていると思います。このような状況で、長女の気持ちを推測するなどして現状や今後についてお伝えすることは、控えたいと思います。また、次女の将来については、本人が深く考え、歩んでいくことを期待しております。そして、長女も次女も、それぞれがよき人生を歩み、これまで2人の成長を支えてくださった方々にも喜んでいただけるよう、将来を築いていってほしいと願っております」

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