脳動脈瘤克服から“健KOO第一”! TRFメンバー・DJ KOOさん

男盛りはこれからだ!!50代元気の秘訣

 ニューアルバム「lol 10th Single『brave up!! feat.DJ KOO』」を発売、さらなる活躍を続けるDJ KOO(コー)さん(58)。テレビ番組で、2017年に脳動脈瘤が見つかり大手術を受けました。思いあたるような症状は?

 「特に体の不具合は感じませんでした。片頭痛持ちだったので、慢性的なものかと思っていました」

 頭痛が脳動脈瘤の直接の症状とは限りません。5ミリ程度から手術が推奨される脳動脈瘤ですが、KOOさんの場合は、すでに9・8ミリでした。

 「発見直後は、どうなるかわからない不安、生と死の間に居るという地に足が着いてない行き場所のない感覚、そして家族に申し訳ない悲しみでいっぱいでした」

 一時はパニックになりかけたそうですが。

 「家内と子供を残して寂しい思いをさせたくない一心と、『パパとずっと一緒に居たい』という言葉で病気に向き合うことができました」

 番組で脳動脈瘤を発見した主治医、上山博康先生も大きな存在でした。

 「『私は病気ではなく、あなたの人生を手術します。命をかけて手術台に上がってくれるからには自分も全責任を持ってやります』という上山先生の言葉に、全幅の信頼を寄せ手術に挑むことができました」

 家族が立ち会うなか6時間半に及ぶ開頭の大手術に耐え、全身麻酔から目覚めると…。

 「普段は冷静な娘が『パパー』と大声で泣き出しました」

 術後は頭の痛みと悪心(おしん)が続いたそうです。

 「丸2日間は眠れません。それが3日、4日と日を追うごとに辛さは減り1週間で通常の食事も取れ、1人で歩けるようになりました」

 復帰や将来を考える余裕もないほど、術後は辛く、音楽さえ聞く気にならなかったそうです。

 「自宅に戻ってからは、毎日規則正しい生活をして家族と話すことが何よりのリハビリになり私の励みでした。もし脳動脈瘤が発見されなかったら今はありません。ふだん当たり前にしている生活は決して当たり前ではなく、どれだけ大切なことかに気づきました」

 再び授かった命で多くの人に笑顔を届け、元気になってもらうことが、今のライフワークです。

 「健康診断、人間ドックを受けてくださいね。“健KOO第一”一緒にEZ DO DANCEしましょう!」 (医療ジャーナリスト、薬剤師 吉澤恵理)

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